漫画ネタ次第で面白いは味わえる考え方と楽しみ方

漫画作成ではどんなネタで読者を楽しませているのか気になりませんか?

よく聞く芸人さんのネタ帳とかと同じようなものがあるのでしょうか。

作り手、読み手の両面から漫画ネタについて考えてみましょう。

漫画ネタが思いつかない時の対策

漫画ネタが見つからないと困っている人は多いのではないでしょうか。

ただ、無いわけではなくてあくまでも有るけど漫画ネタとして思いつかないだけなのかもしれません。

そこで漫画ネタとしてストックしておけるとしたら便利ですね。

ただし、思いついたとしてもその漫画ネタが面白いかどうかが問題でしょう。

面白い漫画とは一体どんな漫画なのか考えてみました。

きっと気づいたら夢中になって読んでいたという状態なのだと思います。

話の内容が分かりやすく、次はこうなったらいいな、ああなるかもしれないと何かしら期待と想像を織り交ぜながらワクワクしながら読み進めていっているとしたら…。

まずは、自分の心が動く出来事や気になるモノや登場人物のキャラクターなどを書き出してみるのはいかがでしょうか。

どんな人でも全く無いなんてことはないでしょうから、望む漫画ネタとして厳選していく前段階としてパーツの一部として控えておくのもいいかもしれません。

漫画ネタ出しのアイデア

どのあたりまで考えたらネタ出し完了となるのでしょうか。

大まかにこんな感じで、と決めて次の段階にいけるまでだとは思います。

そこでいくつかの漫画ネタのアイデアをご紹介します。

漫画ネタのための素材集め

いきなり漫画ネタを思いつくというのは滅多にないことでしょう。

そこでこれはと思う考えるきっかけの一つとして頭に入れておくと便利だと思います。

それは、「イベントや行事などにストーリーが作りやすいかあげてみる」です。

一年のうちお正月から大みそかまであらゆるイベントや行事がひかえています。

あげるときりがないですが、

成人式、バレンタインデー、ホワイトデー、衣替え、ひな祭り、エイプリルフール、お花見、ゴールデンウィーク、夏休み、花火大会、海の日、山の日、読書の秋、食欲の秋、クリスマス……などなどです。

そう考えると素材集めは辞書や百科事典などから気になるキーワードからもネタが出てきそうな気がします。

まだ部品のようなものかもしれませんが。

そのキーワードから一気に漫画ネタが完成するも良しだし、そこから連想して面白いネタに発展してもなお良いでしょう。

素材からアイデアが出てきやすくなるとしたら、何気ない日常の出来事すら大切な出来事として感じられるような気がします。

ということは、ネガティブなことだったとしてもそれさえ漫画ネタになってしまうと思うとお得な気持ちになります。

四コマ漫画でネタをざっくり決める考え方

誰でも気軽に読めて作ることもできる四コマ漫画は、ネタ作りにも一役買ってくれそうです。

というのも、四コマ漫画は分かりやすく「起承転結」で成り立っていてストーリーの大枠をとらえやすいという利点があります。

これを漫画ネタに利用する手はないでしょうか。

もちろんそのまま四コマ漫画として成立させるのも有りだとも思います。

単純明快でむしろ面白いこともあるかもしれません。

ただこれを利用してストーリーをふくらましてもっと楽しんだり楽しませたりできる道具にもなり得る気がします。

四コマ漫画は文字通りコマが四つあり、起承転結が自然なストーリーになります。

基本的には起承転結を意識しつつ、一つのパターンだけでなくコマを入れ替えたり減らしてみたり、減らして別のコマを追加してみたりとネタを練ることもできるのではないでしょうか。

オチをつける訓練にもなりそうです。

漫画ネタを名言セリフからつくる

漫画といえば好きなセリフや心に残る名言などがたくさんありますよね。

絵とともにセリフの主のポーズや表情や背景も含めて楽しめると思います。

これを漫画ネタのきっかけにしようとするのはいかがでしょうか。

まずは有名すぎる漫画の名言としては『SLAM DUNK(スラムダンク)』の安西先生のセリフがあげられるでしょう。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」

そして『ドラえもん』のドラえもんが言ったセリフ

「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか」

どちらも私が行動力低めなためにもうひと踏ん張りしてやろうとする時には励まされる言葉です。

きっと、ストーリーの中から生まれたセリフだと思うのですが、その逆があってもいいのかなと思います。

というのは、「このセリフを漫画のあの登場人物に言わせたい」から漫画ネタに発展させるのもいいかな、という発想だからです。

AIで漫画ネタ出しのアシスタントとして試してみる

どうにも面白い漫画ネタが出てこなくて困っている時、試したいのが生成AIですね。

特に対話型の生成AIの「Chat GPT」を活用してみては?

漫画のネタなのでもしかしたらネタ出しの際、頭の中で絵が動いているかもしれません。

けれど内容を説明するときは言葉で表現するのが基本なので、その点でも「Chat GPT」は良い相談相手として名アシスタントになってくれるのではないでしょうか。

ただし、人間と違って得たい情報や答えやヒントさえも指示や質問が曖昧過ぎたりすると曖昧な答えが返ってくるでしょう。

人間だって曖昧な質問に対しては曖昧な返答をするか、親切な人だったら逆にその質問に対して逆に質問をしてくれて相手が本当に聞きたいことを引き出してくれるかもしれませんが。

なので、「漫画ネタを出して」では曖昧で漠然としているから期待外れの答えになりそうです。

できればある程度どんなストーリーにするか決めておけば、足りないところを広げたり深堀したりもっと面白くなるヒントがもらえる可能性があります。

例えば、

「漫画の名アシスタントとして」

「〇〇と〇〇〇と〇〇のネタの漫画を作りたいので、アイデアを考えてください」

「アイデアは5個出してください」「案と理由も教えてください」etc

回答によっては漫画ネタのヒントにもなり得ます。

うまく指示が出せない時もあるかもしれんが、何度も質問や指示を追加して得たい回答に近づいてそれを活用できれば心強いですね。

漫画のネタ出しはどこまでやるの?

結局、漫画ネタ出しはどこまでやったらいいのでしょうか?

大雑把に「こんなストーリーですよ」と決めていてもそれで描き始めたら何回も描き直しをする羽目になったでは困ります。

ネタ出しの項目などを作っておくと矛盾しにくくなりストーリーを進めやすくなるのではないでしょうか。

読者の方にもしっかりした内容で作られていると違和感なくお話に集中できると思います。

 

それではネタ出しの項目例をあげてみます。

・「5W1H」…文章でも伝えたいことに重要な要素のこと「いつ、どこで、だれが、なぜ、どのように、何をしたか」

・主人公の性格、環境、癖、生い立ちなどできるだけ細かく設定してみる→魅力的になるバランスも考える

・ストーリーのコンセプトがあると矛盾が起きにくい

・名場面を用意する→ここに連れていくための流れも作りやすい

・主人公の目的による目標とその目標を達成すための手段→分かりやすさにつながり夢中で読める

・エンディング→どんな感情で読み終わらせるかが決まる

他にもあるとは思いますが時間が許す限り細かく具体的に設定しておくといいでしょう。

それがあるとAIにも指示や質問が具体的になり、もっと望む回答が得られそうですね。

ネタから始まる漫画づくり

いろいろな漫画を読んで自分でも作りたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

漫画家さんも漫画ネタに苦労されていらっしゃるのかもしれません。

でもそのおかげで私たちは楽しませていただいています。

漫画を読むときはどんな思い付きでネタが生まれたのか思いをはせながら漫画を見てみるのもいいでしょう。

また別の見方でみられると、楽しみ方が倍増しそうです。

それに自分でも漫画ネタを思いついて描きたくなるかもしれません。

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