漫画を描くペンの種類と使い方|専用ペンなしでもOK!

漫画を描いてみたいけど、どんなペンを使えばいいの?と迷っていませんか?

この記事では、漫画を描く際に使われる代表的なペンの種類や、それぞれの特徴と使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。

専用の道具がなくても描ける方法や、ちょっとしたテクニックまで紹介しますので、これから漫画を始めたい方にもぴったりです。

最後まで読めば、自分に合った漫画ペンがきっと見つかりますよ。

漫画を描くために必要なペンの種類とは

それでは詳しく見ていきましょう!

Gペンの特徴と使い方

Gペンは、漫画の世界ではもっともポピュラーなつけペンです。

太い線も細い線も自在に引けるため、キャラクターの輪郭や強弱をつけたいシーンにぴったりです。

力の入れ具合で線の太さを変えられるので、絵に抑揚をつけやすいという特徴があります。

最初は扱いにくく感じるかもしれませんが、慣れれば表現の幅がグンと広がりますよ。

筆者も最初に使ったときは「難しい!」と感じましたが、1週間も練習すれば自然に使いこなせるようになりました。

丸ペンの特徴と使い方

丸ペンは、細い線を描くのに特化したつけペンです。

髪の毛や服のシワなど、繊細な部分の描写にとても向いています。

線に強弱があまりつかないため、安定した細さが必要なときに活躍します。

特に少女漫画などでよく使われており、表情や瞳の描き込みにもおすすめです。

筆者的には、キャラの目の中のキラキラ感とかを描くのにかなり便利でしたよ。

ミリペンやサインペンの活用法

初心者の方や、まだ道具を揃えていない方にはミリペンやサインペンもおすすめです。

ミリペンは線の太さが一定で、原稿用紙に直接描いてもにじみにくく、扱いやすいです。

サインペンやマルチライナーは、漫画のベタ塗りやフキダシの線に向いています。

専用ペンよりも安価で手に入りやすく、試し描きやネーム作成にも最適です。

筆者も急ぎのときはよくサインペンで代用してました。にじみにくい紙を使えば、案外しっかり描けますよ。

初心者におすすめの漫画ペン3選

道具選びで悩んでいる人は、まずこの3つからスタートしてみてくださいね。

最初に選ぶならGペン

初心者に一番おすすめしたいのがGペンです。

理由は、太さの変化がつけやすく、線に抑揚が出るから。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な力加減さえマスターすれば、キャラクターの輪郭や衣装、動きまでしっかり描ける万能選手です。

筆圧に慣れるための練習として、横線をひたすら描いていくとすごく効果的です。

1本あたり100円ほどで手に入るので、気軽に試してみてください。

丸ペンは細かい描写に便利

細かいパーツや、繊細なタッチを求めるなら丸ペンが最適です。

特に、髪の毛や目のハイライト、表情の細部など、デリケートな描写に向いています。

初心者にとっては「細すぎて難しい」と感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけばコントロールしやすくなります。

丸ペンを使うと、絵全体に繊細さが加わって作品の完成度がグッと上がりますよ。

筆者も「この線めちゃ綺麗!」って言われたときは、だいたい丸ペンでした(笑)。

サインペンやマルチライナーもOK

「まだつけペンに手を出すのは怖い…」という人は、サインペンやミリペンから始めてOKです。

特にミリペンは線の太さが均一なので、コントロールしやすく、ペン先の交換も不要。

フキダシや背景、小物の描写にも使いやすく、ペン入れ練習にもぴったりです。

0.3mmや0.5mmのマルチライナーが使いやすいですよ。

筆者もGペンに慣れる前は、ミリペンでひたすら練習してました。結構長持ちするのでコスパも良いです!

漫画ペンは専用でなくても描ける?

専用の漫画ペンがなくても、描けるのかについてお答えします。

「とりあえず描いてみたい!」という人にとっては、ここは気になるポイントですよね。

それと、インクと紙に関してのことも、お話します。

100均のペンやボールペンで代用できる?

結論から言えば、描けます。

もちろん漫画雑誌の投稿用原稿には向きませんが、練習やネーム作成には十分使えます。

特に100均で買える0.3mm〜0.5mmのサインペンやゲルインクボールペンは、意外と発色も良くて線がしっかり出ます。

細かい描写は難しいですが、ざっくりと構図を決めたり、アイデアをまとめたりするにはとても便利。

筆者もノートにボールペンでマンガ描いてた時期あります。とにかく手を動かすことが大事なんですよね!

インクの条件と紙の相性

もしペンを代用する場合でも、インクの“にじみ”には注意が必要です。

水性インクは紙によってにじみやすいので、できればにじみにくいコピー用紙か、マンガ用のケント紙を使うのがおすすめ。

また、ペンによっては乾くのが遅いものもあるので、描いたあとに手が擦れないよう注意してください。

逆に、油性や耐水性のペンなら、滲みにくくて安心して使えますよ。

筆者は100均のマーカー+画用紙で意外としっかり描けて、「これ案外イケるな!」って思いました(笑)。

漫画ペンの使い方のコツ

基本をおさえればグッと上達する、漫画ペンの使い方のコツを紹介します。

線を引くときの姿勢と角度

まず大事なのは、姿勢とペンの角度です。

背中を丸めず、紙とペン先が常に見える角度で構えましょう。

ペン先を紙に対して約45度の角度で当てると、インクの流れがスムーズになり、線がガタつきにくくなります。

また、ペンを“手首”だけで動かすと線がブレやすいので、“肘ごと動かす”感覚で引くと安定します。

筆者もこれを意識するようになってから、急に線が綺麗になった実感がありましたよ!

インクのつけ方とコントロール

つけペンを使う場合、インクの量の調整がポイントです。

ペン先の半分くらいまでインクをつけたら、紙の端で軽くトントンと余分なインクを落とします。

多すぎると“ドバッ”と出てしまい、原稿が台無しになってしまうことも。

逆に少なすぎると途中でかすれてしまい、ストレスになります。

「足りなそうだな」と思ったら、こまめにインクをつけ直す習慣をつけましょう。

強弱のつけ方と練習法

線に強弱をつけられるようになると、絵に一気に“魅力”が出てきます。

基本は、「手前を太く、奥を細く」描くことで、立体感が出ます。

練習方法としては、横線・縦線・円をひたすら繰り返し描くのが効果的。

特に「ぐるぐる円」をたくさん描いておくと、ペンの流れが自然になりますよ。

筆者も1日5分でもいいから線引き練習を続けていたら、半年後には「ペンうまくなったね」と言われるようになりました!

まとめ|漫画 ペンの種類と選び方を知っておこう

漫画ペンの基本
Gペンの特徴と使い方
丸ペンの特徴と使い方
ミリペンやサインペンの活用法

漫画を描くために使われるペンには、それぞれ個性と得意分野があります。

Gペンは力強い線、丸ペンは繊細な描写、ミリペンは安定感が魅力です。

初心者でも、100均のペンやボールペンを使えば手軽にスタートできますし、紙やインクに少し気を配るだけでも仕上がりは大きく変わります。

どのペンも、まずは手を動かしてみることが大切。

自分のスタイルに合ったペンを見つけて、漫画制作の第一歩を踏み出してみてくださいね。

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